尋常性乾癬で病院に行くと次のような薬を処方されるのがほとんど

病院

 

乾癬の症状に合わせて次の方法を取る病院がほとんどだといえます。

 

塗り薬

 

塗り薬だけの処方される場合は、比較的軽度の乾癬のだと判断されたときに処方されます。
乾癬の症状を和らげるために塗り薬での治療を行う場合には次のような目的で、次の薬を処方します。

 

ステロイド外用薬

ステロイド軟膏

ステロイド外用薬は炎症を抑える作用を持った塗り薬です。
アトピー性皮膚炎にもよく使用されている薬だといえます。
症状によって薬の強さを変えるのですが、乾癬の場合は比較的効果が高く副作用が強い薬が選ばれます。

 

ステロイドの副作用については次のところで詳しく紹介します。

 

活性型ビタミンD3外用薬

 

乾癬で白いカサブタが生じるのは、異常な新陳代謝(表皮細胞の異常な増殖)だといえます。
そこで、異常な表皮細胞の増殖を抑え免疫反応を調節する作用を持った塗り薬です。
最近では、ステロイドのような副作用が無いことからよく乾癬治療で用いられるようになっています。
しかし、効果があらわれるまでには時間がかかるといった欠点もあります。

 

上記2つの混合薬や使い分け

 

医師によっては、上記2つの混合薬を処方し、両方のいいところの効果が出ることを期待し処方することや2つの薬を塗り分けるように処方し、徐々に効果が薄い薬に切り替えて行くような治療法を行うこともあります。

 

 

内服薬

 

飲み薬が処方されるということは、乾癬の症状が軽度のものではなく、重症あるいは、重症に近いものだと判断されたときに処方されます。

 

ビタミンA誘導体(レチノイド)

 

表皮細胞の異常な増殖を抑え、皮膚の新陳代謝の速度を調節する薬です。

 

免疫抑制薬(シクロスポリン)

飲み薬

免疫反応を抑制する薬で、乾癬治療で高い効果が期待できます。
効果があらわれる最低量を調べて、飲む量を決め徐々に薬の量を減らしたり、飲む期間を開けて薬を飲まなくてもいけるようにしていきます。

 

PDE4阻害薬(アプレミラスト)

 

乾癬における炎症を抑える薬です。副作用として、吐き気や頭痛があるのでごく少量を処方され、徐々に薬の量を増やし乾癬治療の効果がある量まで増やしていきます。

 

光線(紫外線)療法

 

紫外線の免疫の働きを弱める作用を利用したものであります。
専用のライトで、照射を行います。
多くの通院治療の場合は週2〜3回で約2時間程度掛かるものになります。
仕事をしている人にとっては非常に難しい方法だといえます。

 

注射や点滴での生物学的製剤

注射

生物学的製剤とは、タンパク質をもとに作られた薬で、体の免疫機能などにかかわる物質「サイトカイン」の働きを弱める作用があります。

 

サイトカインがどういうものなのかというと、サイトカインの働きの一つに細胞から細胞への情報の伝達があります。
この情報の伝達によって細胞の増殖などの司令が届けられます。
このサイトカインの働きを弱めることで乾癬への効果が期待できるものであります。

 

 

リバウンドが怖い現在の対症療法

問診
病院や医院での乾癬の治療法は、ステロイドを使った塗り薬の処方が一般的です。
それ以外にも抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤、免疫抑制剤を処方することもあります。

 

ステロイドを利用すると、効果は早くあらわれ皮膚はきれいな状態になります。
しかし、塗るのをやめるとまた元のように肌は荒れはじめます。
ステロイドは、乾癬の原因となっている悪化因子を退治するのではなく、皮膚から体の中に押し戻すものです。
その為に、皮膚はきれいに治るのですが、乾癬の悪化因子は体内にひそんでいることになります。
ステロイドを塗るのをやめると、再び乾癬の悪化因子は皮膚に届き再発するのです。そして、以前より多くの悪化因子が皮膚に届くので以前より悪くなる場合があるのです。

 

ステロイドには副作用

 

ステロイドには血圧を高くし、血糖値を上昇させてしまう副作用があります。
乾癬の治療に効果が高い分、副作用も強いものだといえます。
もちろん人それぞれ体が違うので薬の感受性があり、副作用がひどい場合には顔がまんまるに膨れ上がるムーンフェイス